ホームページへ 初めての方へ どんな悩みをお持ちですか? 予約から開始まで 自己紹介
初めての方へ
 ホームページ > 初めての方へ -






















<うつの詳細>

「うつ」という言葉は広く知られるようになりましたが、
「うつ」には、うつ気分・うつ状態・うつ病・抑うつ神経症と色々なものがありますので
自己診断で「私は・僕は、うつ病なんだ」と決め付けることは非常に危険です。

見極めてから病院を受診されても遅くはありませんので、
病院や精神科を敬遠されてしまう方も、
まずは心理カウンセリングを先に受けてみても良いと思います。

また、TV等のメディアで「うつ病になる人が増えた」という報道を良く耳にしますが、あれは嘘です。

うつ病の罹患率は、今も昔も、同じくらいの割合であり、
うつ病が増えたのではなく、「うつっぽい気分を感じる人が増えているだけ」なのです。

基本的に、うつの治療には、お薬での治療「薬物療法」は大変有用です。

しかし、患者様と長い時間接する私ども心理カウンセラーは、
クライエント様が、同じ鬱でも、どの鬱なのか?を見極め、
お薬以外の治療アプローチを行っています。

・本当にうつ病か?
・どのような経緯から鬱になっていったのか?
・今あるストレスを軽減できないか?
・物事の見方からストレスを感じていないか?
・病前性格がストレスを感じやすいのではないか?
・家族の理解はあるか?等

細かくお話を伺いながら治療のサポートをしています。
憂鬱なご気分になる要因を見つけ、折を見て具体的なアドバイスをさせて頂くことで、
できるだけ早く「うつっぽい気分」から抜け出せるようお手伝いさせて頂きます。

なお、私のところでは、休職されている方には、会社に復職する前にリハビリを行い、
できるだけスムーズに復職し、再発を防ぐカウンセリングを心掛けています。


なお、うつ病・躁鬱病・分裂病(統合失調症)は精神病の一種ですが、
ストレスが無くても、遺伝が無くても、罹患するときはします。

また、これまで診断や鑑別が難しいとされてきた脳の病に対し、
「光トポグラフィ検査」を導入して画像診断している病院・クリニックもあり、
薬物治療や、運動療法以外にも、電気ショック療法も信頼のおける治療法となっています。

さらに現在、磁気・磁器療法が開発され、日本でもこの機器を導入している病院が出てきています。


正直にお話させて頂きますと、私のような現場のプロでも、
「本物のうつ病」の方は、滅多に診ることはありません。
それくらい、本物のうつ病の方は、少ない、ということです。

ただ、残念なことに、たった2%、
完治しないうつ病の方「慢性うつ病」の方がおられるのも事実です。
このようなケースでは、ご家族の方・親御さんや配偶者の方とカウンセリングを実施し、
「今後どのように生活していくか?」についてカウンセリングをさせて頂いております。


なお、「うつ病と診断されてから2年以上経過しているにも関わらず、治っていない」
というケースを良く見聞きします。

この場合は、うつ病ではなく、躁鬱病だった、というケースが少なくありません。
「自分は、ある一定期間、異様にハイテンションで、何でもできる気分になることはないか?」
「眠りたくないくらいに、色々やってしまう期間はないか?」を振り返り、
お医者様にお伝えになるか、光トポグラフィー検査を受けることをお勧めします。

うつ病と躁鬱病の薬物治療の内容は、大きく異なります。
うつ病の方が躁鬱病の薬物治療を受けても良くならないし、
躁鬱病の方がうつ病の薬物治療を受けても、良くはならないのです。

ただし、うつだった方が、回復に向かうことで、
うつだったときの気分と今の気分を比較するとテンションが高い、色々できるようになった、
というように感じる落差というのは、「異様なハイテンション」とは違います。

その点の見極めも、一般の方には難しいところなのが、難点ですね・・・

また、「最初の診断名はうつ病だったが、あるいは「うつ」だったが、
薬物療法での治療経過の中で、ある症状は消え、今度は別の症状が出てきたりと移り変わり、
現在の症状については正しい治療アプローチが取られていない」可能性がございます。

うつ病には、必ず薬物治療が功を奏します。
そして半年〜2年程で治るのが通常です。

薬物治療で良くならない方・完治しない方は、現在はうつ病ではない可能性が高いです。
また、うつ病(脳神経伝達物質異常)はお薬で良くなったが、
現在は神経症や適応障害の症状だったり、社会復帰のリハビリに失敗しているだけとか、
そういうこともあります。

これらの場合は、セカンドオピニオンとして、別の精神科医に掛かってみるか、
心理カウンセリングで治療経過や現在の症状についてお話なさってみることも大切です。

このページのトップへ
 
Copyright (c)2003 Manami Kanamori All Rights Reserved.